玉泉寺さま『夏の法座』の2日目、小雨が降る中となりましたが皆さん熱心にお聴聞下さいました。
ところでこの境内の美しい芝生ですが、今年米寿を迎えられた前住さまがいつもお一人だけで手入れをされているとのこと。それも軍隊の中では規律上常識とはいえ、兵学校を卒業し二十歳を過ぎたばかりの自分を多くの年配の従兵が一生懸命にお世話してくれたことが未だに忘れられず、せめてものご恩返しのつもりでなさっているのだとか…。
自分の為の他人のご苦労を目の当たりにされ、何かをせずには申し訳ないとのお気持ちでしょうか、阿弥陀さまへの「ご報謝」もきっとそういうものなのでしょうね。ナマンダブ、ナマンダブ…