午前10時からの玉泉寺さま『夏の法座』のご満座を終え、午後1時半から予定されている会議に出席のため佐賀市に向かって移動中なのですが、どうですかすばらしい道路でしょう?
この道は鹿島市と長崎県の諫早市を結ぶ『多良岳オレンジ海道』という、最近開通したばかりのバイパス道路です。そもそもは広域農道のようで高台のミカン畑の中を突っ切っていて眺めも良く、今までのカーブの多い海岸線を走る道路とは違いとても快適です。
が、こういう道路だからこそ事故も多く“ネズミ捕り”も頻繁に行われているそうですので走行される際はご注意を
有難いことに夕方不在にしているうちに仏壮会長の中林さんが来られ鐘楼のライトアップも準備して下さっていました。
夜11時半、本堂にお参りの方々と本年最後のご縁で『しんじんのうた その1』をおつとめし、予定通り45分から“除夜の鐘”を撞き始めました。
昨年よりずいぶんと少ない参拝者でしたが、長男正尚の剣道部員や同級生たちが来てくれて花火などでそれらしく盛り上げてくれ(笑)、有難いことでした。
こうして暮れていった平成23年。東北の大震災を始め悲喜こもごも今年もいろいろとありましたね。
来年は3月に正教寺にとっての最大行事である巡番大法要をお迎えする年でもありますが、どのような状況になっても常にお念仏とともにあることを味わい、そして伝えてゆける年でありたいと思うばかりです。
それでは皆さま良いお年を。ナマンダブ、ナマンダブ…
今年最後の“佐世保のお参り”で伺ったのは1年半ぶりになる三浦町の○庭さん宅。
お参りする度にご当家のワンちゃんがとても可愛くて「ビーグルもいいなぁ~」と思ったのがトムを飼うことになったきっかけだったんですが、そのワンちゃんが今年の1月に亡くなったのだとか…。
「実はうちのトムも去年夏に亡くなりました。(⇒2010年8月9日の記事)」と言うと「やっぱり犬でも家族の一員ですから…寂しいですよねぇ~」としみじみ仰るお二人。
ん~でも、昨年犬の話をしたのがご縁でたまにこのHPをご覧下さっているそうで、これもワンちゃん達のおかげ、有難うねっ。
佐世保から帰宅し、夜7時25分発の新幹線で長男正尚と次男慶教が坊守の実家(鹿児島指宿市)に行くことになり、残る家族全員で新鳥栖駅へ見送りに。
三男順哉も先日一足先に行っており、「喧嘩するなよ~!ちゃんと宿題もしとけよ~!それから…」と、まだまだ言っておきたいことは山ほどあったんですが、鳴りだした発車のベルに「じゃあ行ってきま~す(笑)!」とそそくさと車中の人に…(苦笑)。
まぁ~おかげでこちらも帰宅する31日までは静かで平和な日々が送れそうですし、久々の鹿児島を楽しんでおいで~ 父より
今朝は鐘撞き後からそのまま正月の餅つき。夜は昨晩から始まっている地元消防団の夜警(年末特別警戒)の今日が当番日。
夜8時に消防服に着替えて集合し、「下吉田区の皆さま~」と搬送車のマイクで火災予防を呼びかけながらの見廻りに出動!
9時前には機庫前に整列して市長さん(明元寺ご門徒)や消防署長さん(賢楽寺ご門徒で長男の剣道の指導者)などの巡検を受け、「あんたま~だ入っとっと(あなたまだ入っているの)?ご苦労さんやねぇ~」とお褒め(?)冷やかし(?)の言葉を頂き「はぁ~いろんな事情がありまして~」と苦笑い。
まぁ~いつまで続くやら…。
カラオケもまだまだこれからという勢いでしたが、帰りのマイクロバスの時間が迫ったそうで万歳三唱でお開きに。(おそらくは9時過ぎ頃だと思いますが、結構酔っててハッキリ覚えていません…笑)
今回私が撮影した団参時のスナップ写真を引き伸ばしてお配りしたりもしましたが、この“およいやぁー”の盛り上がりでご遠忌の記憶がより一層皆さんの胸に刻まれたのではないかと思います。
いやぁ~本当にいいご縁をご提案して頂き有難うございました。
11時より祐徳稲荷神社前の料亭で鹿島の田嶋保弘さんの満中陰(四十九日)法要をおつとめしました。
お斎の席ではご兄弟など遠方からのご親戚にはお通夜・葬儀当日が11月の団参(⇒11月8日からの記事)の引率で不在で、従兄弟の東福寺に依頼していた所為か「いやぁ~いつの間にかお寺を換えたのかと思っていました(苦笑)」と仰る方もあり、改めてご説明してお詫びしたことです。
お斎の後、吉田岩ノ下の墓地への納骨に同行したのですが、お墓に着いてみてまるで古墳のような大きさにビックリ!(写真で見えている範囲の10倍ほどの敷地で墓石の高さは約4mもあるんです)
お話を伺うと4~5代前のご先祖がこの地域に多大な貢献をされた方(右端にその方の石像も建っています)だそうで、つい最近まで傍らにあったお堂でお祭りまで行われていたのだそうです。
前の道はよく車で通るのですが今まで全く気が付かず、本当にビックリでした。
午前11時から鹿島のご自宅にて中尾逸朗さんの百ヵ日法要をおつとめし、午後2時過ぎにはご家族でお寺に納骨に来られました。
その際「失礼ですが…」と渡された“お布施”の金封にはちょっとぎこちない文字が…。
聞けば、「ここはお婆ちゃんの名前ば書くとやろ?僕が書いてやるけん!」と小学校2年生のお孫さんが代筆してくれたのだとか。
何かほのぼのしますね。
あっ、ところでお利口さんのお名前聴くのを忘れてた!
今度教えてね 住職より