午前中で佐世保のお参りを終え、午後2時からは県の総合庁舎内にある法務局で『同和部会』に出席。
数百年の歴史の中で形成されてきた『部落差別』。社会的には“負の遺産”として随分改善されてきたようですが、『世界人権宣言』から既に半世紀が経過した今日でも様々な問題が報告されているのが現状です。
そもそも仏さまに凡夫(ぼんぶ:死の瞬間まで自己中心的な存在)と知らされた我々には他人はおろか自分自身の“差別心”さえ完全に取り除くことなど不可能なのでしょうが、せめてこうした差別に泣く人を減らすことに繋がれば…との想いから、今年度も被差別地区の現地学習会や企業・一般社会への啓発活動に取り組む事などを確認し閉会しました。
夜はそのまま佐賀市内で行われていたプロジェクトBの会合に合流。